健康的な良い「歯ならび・かみ合わせ」は、線を引くまでもなく、真ん中がピッタリ!
下アゴより上アゴの方が程よく大きいため、キチンと上の歯が下の歯を覆うようにかみ合っています。
それに引き換え、僕のかみ合わせは、右側(写真の左)は、上アゴと下アゴの歯のかぶさりが反対になっています。
私の歯並びの問題はいつ分かったのでしょうか?
僕も小学生の頃のお口の写真は持っていません。
だから推測です。
6歳で生えてくる歯が、すでにかみ合わせでずれています。
その後9~11歳ごろに生えてくる歯もすでにずれています。
そして、11~12歳には生え始める犬歯は出てきませんでした。
そう考えると6~12歳の間に、ある程度のことはわかっていたのでは?
と歯医者として推測してしまいます…
僕の場合は、前歯の歯並びがガタガタではなかったので、気づいてもらえなかったのか…
そして、子どもの歯並び、かみ合わせにあまり関心がない歯科医であれば、
何も指摘がなくても仕方がなかったのかもしれません…
歯並びが悪い「歯列不正」、かみ合わせが悪い「不正咬合」という病名は、
保険診療の範囲ではありませんので、指摘する義務はないのかもしれません…
僕は、むし歯や歯周病という歯医者と言えば…という病気の大きな原因が
「歯列不正」、「不正咬合」にあると思っているので、そうは思いません。
しっかり見つけてあげて、まずは、子どもさんの現在の状態…
そして、「歯並び・かみ合わせ」の矯正治療が必要なこと。
その矯正治療の時期や方法、治療費などについての説明が必要だと思います。
あとは、お話を聞いた親子の選択です。
僕は、自分なら、治療をしてほしい。
だから、かすが歯科へやってきた子供たちの「歯並び・かみ合わせ」は治療をしてあげたい!
と思っています。